聴く |
上司のオーストラリア人とのFace-to-faceの英語がすこししかわかりません。電話の英語はもっとわかりません。会議に出るともっとわかりません。外人同士の仕事の会話は90%わかりません。
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読む |
書類は読めても意味がわかりません。専門用語・略語だらけです。10数年前でしたが、その会社にはすでに全世界をe-mailでつなぐネットワークがありました。どんどん英文のメールが入ってきます。読むのが追いつきません。おまけに読んでも分からない内容。
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話す |
まわりの日本人社員の英語力は明らかに自分より高いと思われ、その人たちの前でしゃべるのが苦痛です。それ以前に何を言っていいのかもわかりません。仮にそれがわかったとしても、日本語で考えたそれを会議中に即座に英語にプロセスしOutputできる技量は当時の自分にはまったくありませんでした
- そしてそのプロセス自体が間違っていたことは知るよしもなかったのです(後述)。仮に言おうとしても、議題は次に移っているというのは日常茶飯事でした。
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書く |
簡単な確認のレターを書いてくれ、といわれたった一枚のレターに2時間の悪戦苦闘。ビジネスレターなど書いたこともありません。極端ですがへたをしたら、How
are you? I am fine. ではじめてしまいかねないうろたえぶりです。「拝啓、恵子ちゃんお元気ですか。麓郷にきて、いやこの会社にきて一ヶ月が..」……とほほ。
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まさに聴けない・読めない・話せない・書けない。ヘレンケラーの気持ちがわかりました。 |
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